君を想う
え? 


なんだったんだろう?


「ここが・・・学食」


へぇ・・・結構広い


食堂みたいだな・・・


「あれって 倉崎君よね?」


「てか ラッキー!


倉崎君あまり学食来ないから!」


本当に・・・有名なんだ


倉崎君 学食来ないんだ


「・・・ありがとう」


「・・・別に じゃあ俺行くから」


へ? 行くって・・・どこに?


「あの・・・お昼は?」


「購買で買って食う」


そう言って 倉崎君は学食を出て行った


なんか・・・もったいないよ


せっかく案内してくれたのに


「麻美!」


「・・・咲帆ちゃん」


咲帆ちゃんが やって来た


「あれ? 朔哉は?」


「なんか・・・購買で買って食べるって」


「全く・・・まぁいいか


私のオススメランチがあるんだー!」


倉崎君・・・どうして


学食で食べないのかな?


そんな事を考えてしまった
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