君を想う
恋って どうしてこんな風に


いっぱい悩むのかな?


「麻美ー お昼行こう?」


「あ・・・うん」


私と咲帆ちゃんは 教室を出て


購買に向かった


「今日さ 外で食べない?」


「え?」


「ほら せっかく天気良いのにさ


もったいないよ!?


私 購買で適当にパン買うから


麻美 先に屋上行ってて?」


咲帆ちゃんは 購買の方に向かった


残された私は 屋上に向かう


ガチャ


屋上に着くと 涼しい風が吹いた


本当に良い天気で 青空が


広がっていた


フェンスに寄りかかった


ガチャ


「咲帆ちゃん?」


「・・・麻美?」


ドキン


入って来たのは 朔哉君だった


少し・・・元気ない?


「・・・朔哉君」


「お前も昼か?」


朔哉君の手には ビニール袋があった
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