君を想う
俺は麻美を 教室の外に
連れ出した
使われていない
空き教室に入った
「・・・何?」
「あのさ・・・本当に
大丈夫か?」
無理してるように見えた
ずっと俯いてるし
俺を・・・見ない
それだけが 悲しかった
「・・・朔哉君」
「俺さ・・・お前の事好きだよ」
何度も何度も・・・言った言葉
麻美が好きだって
「・・・私 朔哉君の事
好きになる事で・・・
傷付けているような気がするの」
え?
どういう・・・意味だ?
好きになる事で 傷付けているって
「お兄ちゃんの事も・・・
朔哉君の事も・・・大好きだよ?
でも・・・胸が痛くて」
「・・・麻美」
違う・・・違うんだ麻美
傷付けているのは 俺の方なんだ
連れ出した
使われていない
空き教室に入った
「・・・何?」
「あのさ・・・本当に
大丈夫か?」
無理してるように見えた
ずっと俯いてるし
俺を・・・見ない
それだけが 悲しかった
「・・・朔哉君」
「俺さ・・・お前の事好きだよ」
何度も何度も・・・言った言葉
麻美が好きだって
「・・・私 朔哉君の事
好きになる事で・・・
傷付けているような気がするの」
え?
どういう・・・意味だ?
好きになる事で 傷付けているって
「お兄ちゃんの事も・・・
朔哉君の事も・・・大好きだよ?
でも・・・胸が痛くて」
「・・・麻美」
違う・・・違うんだ麻美
傷付けているのは 俺の方なんだ