君を想う
家に帰れば お兄ちゃんは
荷造りがあるからと言って
自分の部屋に向かった
本当に・・・出て行くんだね
お兄ちゃんの事 お兄ちゃんとして
好きだって思えばよかったのかな?
何も言えないから
今は 朔哉君とお兄ちゃんの事で
頭がいっぱいだった
気付けばお兄ちゃんの部屋の前に
立っていた
ガチャ
「麻美・・・居たのか?」
「あ・・・うん」
すき間から見ると 少しだけ
荷物が片付いていた
「夕飯 作るから
ちょっと待ってろ?」
「・・・あの お兄ちゃん」
「何が食いたい? 確か冷蔵庫に
卵があったから・・・
オムライスにするか?」
そう言って お兄ちゃんは
私の話を聞かずに部屋を出て
階段をおりた
「・・・待って!」
ぎゅ
私はお兄ちゃんの背中を抱き締めた
荷造りがあるからと言って
自分の部屋に向かった
本当に・・・出て行くんだね
お兄ちゃんの事 お兄ちゃんとして
好きだって思えばよかったのかな?
何も言えないから
今は 朔哉君とお兄ちゃんの事で
頭がいっぱいだった
気付けばお兄ちゃんの部屋の前に
立っていた
ガチャ
「麻美・・・居たのか?」
「あ・・・うん」
すき間から見ると 少しだけ
荷物が片付いていた
「夕飯 作るから
ちょっと待ってろ?」
「・・・あの お兄ちゃん」
「何が食いたい? 確か冷蔵庫に
卵があったから・・・
オムライスにするか?」
そう言って お兄ちゃんは
私の話を聞かずに部屋を出て
階段をおりた
「・・・待って!」
ぎゅ
私はお兄ちゃんの背中を抱き締めた