君を想う
安心してほしかった
だから・・・これは優しいウソなの
そう自分に言い聞かせた
本当は 少しだけ未練があった
「・・・本当?」
「うん! お兄ちゃんの事は
お兄ちゃんとして・・・好きだから」
笑ってそう言った
ねぇ これでよかったんだよね?
これ以上 誰にも心配かけたくない
「私・・・大丈夫だから」
「麻美・・・」
大丈夫なんかじゃないの
思ってもいない事が 口から出てしまう
咲帆ちゃんは・・・友達だから
「・・・先に教室戻ってるね?」
そう言って 咲帆ちゃんから
離れて廊下を歩いた
自分勝手だって わかってるよ
「・・・何やってるんだろう?」
本当 私何やってるの?
「麻美!」
ドキン
声をかけられて 振り返ると
朔哉君が息を切らしていた
「・・・どうしたの?」
「いや・・・クラスの奴等が
お前の事 色々言ってたから・・・
気にしてるのかと思って」
だから・・・これは優しいウソなの
そう自分に言い聞かせた
本当は 少しだけ未練があった
「・・・本当?」
「うん! お兄ちゃんの事は
お兄ちゃんとして・・・好きだから」
笑ってそう言った
ねぇ これでよかったんだよね?
これ以上 誰にも心配かけたくない
「私・・・大丈夫だから」
「麻美・・・」
大丈夫なんかじゃないの
思ってもいない事が 口から出てしまう
咲帆ちゃんは・・・友達だから
「・・・先に教室戻ってるね?」
そう言って 咲帆ちゃんから
離れて廊下を歩いた
自分勝手だって わかってるよ
「・・・何やってるんだろう?」
本当 私何やってるの?
「麻美!」
ドキン
声をかけられて 振り返ると
朔哉君が息を切らしていた
「・・・どうしたの?」
「いや・・・クラスの奴等が
お前の事 色々言ってたから・・・
気にしてるのかと思って」