君を想う
やっぱり朔哉君はずるい・・・
「・・・泣き虫じゃないもん」
「ほら いい加減泣き止めよ」
朔哉君は ポケットから
ハンカチを出して涙を拭ってくれた
「てか 俺腹減ってんだよね」
私の手には 購買で買ったパンの入った
ビニール袋があった
「・・・食べますか?」
なぜか敬語になってしまった
「いいのか?」
「私・・・お腹いっぱいだからあげる」
そう言って 再びパンの入った袋を
朔哉君に差し出した
「・・・じゃあ食う」
パンの入った袋を受け取った
ふと腕時計を見ると あと少しで
授業が始まる
「あの・・・授業始まっちゃうよ?」
「・・・だな サボるか」
「でも・・・」
サボるのは さすがにやばい
成績に響くし
「冗談だよ ほら行くぞ?」
ぎゅ
私の手を握って 歩き出した
なんか・・・違和感があった
「・・・泣き虫じゃないもん」
「ほら いい加減泣き止めよ」
朔哉君は ポケットから
ハンカチを出して涙を拭ってくれた
「てか 俺腹減ってんだよね」
私の手には 購買で買ったパンの入った
ビニール袋があった
「・・・食べますか?」
なぜか敬語になってしまった
「いいのか?」
「私・・・お腹いっぱいだからあげる」
そう言って 再びパンの入った袋を
朔哉君に差し出した
「・・・じゃあ食う」
パンの入った袋を受け取った
ふと腕時計を見ると あと少しで
授業が始まる
「あの・・・授業始まっちゃうよ?」
「・・・だな サボるか」
「でも・・・」
サボるのは さすがにやばい
成績に響くし
「冗談だよ ほら行くぞ?」
ぎゅ
私の手を握って 歩き出した
なんか・・・違和感があった