君を想う
なんか 可愛い・・・


朔哉君でもこんな風に


拗ねる事あるんだ


思わず少しだけど笑ってしまった


「なんで笑うんだよ?」


「あ・・・ごめんなさい」


「じゃあ キスした後は


俺の事 朔哉って呼べよ?」


そう言って 朔哉君はキスをした


「ん・・・」


舌が入って来た


苦しい・・・


息が・・・続かない


私は朔哉君の胸を叩いた


でも・・・唇話したら


呼び捨てで呼ばなきゃなんだよね?


頭が・・・くらくらする


「はぁ・・・キスに早く慣れろよ?」


「・・・」


ドキン ドキン・・・


さっきより ドキドキが早い


「ほら 呼んで?」


「・・・待って」


少し 落ち着きたい


小さく深呼吸をした


「・・・麻美?」


「・・・や」


声が小さくなる・・・
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