君を想う
---朔哉side---


運命とか 信じなかった


でも 麻美と会って


俺は少し変わっていた


運命を信じた


麻美と会ったのは・・・


運命だって思った


可愛くて たまに天然な所とか


すぐ顔が赤くなったり


俯いたり・・・


泣いている顔も 可愛いと


思ってしまう


今まで 女なんて


面倒だなって思っていた


すぐ束縛するし


「私の彼氏」なんて自慢する


だけど 麻美は違った


「朔哉君・・・私のどこを


好きになったの?」


突然 麻美がそう聞いてきた


どこって・・・言われても


迷うな


「じゃあ・・・麻美は


俺のどこを好きになったの?」


逆に質問をしてみた


「えっと・・・優しくて


カッコよくて・・・


思いやりがある所かな?」
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