彼の愛は永遠だから、サヨナラは言わない

西條先輩と陸斗と三人で朝食を食べる事になってしまい。


陸斗は何で西條先輩がいるんだと、文句ばかり言っていたのに、野球の話で二人はかなり盛り上がっていた。


西條先輩と毎日ランニングすることが決まり、朝食をわが家で食べる事になってしまう。


陸斗は西條先輩が一人暮らしだと聞くと。


私の気持ちも考えずに勝手な事を言う。


「西條先輩、毎朝家で朝食食べて下さいよ。」


ご飯作るのは私なんだからね。


お弁当も２つ毎日作っているし。


もしかして３つになったりする。



さっきからやな予感がするんですけど。



結局ランニングは明日から陸斗も参加することになり、陸人とも話せるし、結果的には良かったと思う。


陸斗に避けられるのかなり辛い。


父さんにいつも陸人はたった一人の兄だから、上手くやれと言われたが、陸人は近くて遠い存在だった。


西條先輩に感謝しなきゃ。



西條先輩、ありがとうございます。