彼とカレの青春
「も〜〜〜〜ッ!!
なんで野宮は......、

そんなにカワイイんだよ〜〜〜ッ!!」

すっごく優しい顔で、
上野は
強く俺を抱きしめた。


「うっ、上野ッ!?」

自分のものでは無い、
上野の体温が
体越しに伝わって来る。


「あ、上野、
すっごくドキドキ言ってるよ?」

上野の胸の鼓動が、
否応なしに伝わって来た。
< 10 / 202 >

この作品をシェア

pagetop