彼とカレの青春
「上野と付き合うことになったからって、
俺 ...、いきなりフられたんです...。

でも...、あとから聞いた話しだと、
ウチの部活の真鍋と上野って、両想いだったらしいんですよ。

けど、ソイツ...、あ、野宮って言うんですけど、野宮、二人の気持ち知っていながら、二人が上手く行く前に、
上野に手ぇ出したんですよ!!
いきなり俺を捨てて!」

ここまで すらすらと
でたらめを言える俺は、
ある意味 天才だと思えた。
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