彼とカレの青春
「そうか......。」
武田センパイは、
神妙な面持ちになった。

「あっ!!
上野が真鍋を好きなこととかは、
上野から口止めされているので、秘密にして下さい。
俺...、こんな真面目なこと相談出来る人、
武田センパイしか居ないから......、
なんか......すみません。」


俺は、
わざと泣き出しそうに
うつむいた。
< 122 / 202 >

この作品をシェア

pagetop