彼とカレの青春
「それで、
二人の担任の俺が、
とりあえず この問題
預かることになったワケ。
いくつか、考えはあるんだ。
それによっては上野も、大会辞退しなくて良くなるはず...。」

「先生ッ!!
どうすればいいんですか! ?」

野宮は、
声を荒げた。

「ちょっと...、
内容が内容だから、
この話しの続きは、俺の家でしないか?
他の人に聞かれたくないんだ。」

恋人を救いたい野宮には、断れるはずも無かった。
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