彼とカレの青春
「それで......、
俺は どうすればいいんですか?」

俺は佐々木に尋ねた。


「先生と、勝負をしよう!」

「はい?!」

「五杯のジュースを、
どっちが早く飲み切れるか?、っていう勝負!

野宮が勝ったら、上野の件は、俺が なんとかする。約束する!!」

「勝負......。」
なんで、
佐々木と勝負をしなければならないのかが、
意味不明だった。

(ジュース......。 オレンジジュースにしか見えないけど......、何か入ってんのか?!
でも...、
妙なクスリなんて、手に入らないよな...?
眠い薬とか入れられてたりするのって、
マンガとかだけの話しだろ?)

ちょっとの間で、
俺は様々なことを考えた。
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