彼とカレの青春
「ヨーイ............、ドンッ!!」

スタートの合図を聞くや否や、
俺は
ジュースを速攻で飲み初めた。


(なんだッ!?この味ッ!?
なんか、ツーンとする後味......。
酒?
でも...、飲めなくはない!)


妙な味のするオレンジジュースを、
俺は次々と
飲み干した。


「プハッ!!」

五杯目のグラスを空にして、佐々木を見てみると、
佐々木は、まだ二杯分残していた。


俺の、勝ちだ!
< 137 / 202 >

この作品をシェア

pagetop