彼とカレの青春
「俺達の携帯、
GPS機能付きです。」

俺が そう話すと、
ピンポ~ンと、

佐々木の家のチャイムが鳴った。


「ほら。
嘘だと思うなら、出てみればいい。」

俺は
顎でドアの方を指して言った。


「くっ...!!」

佐々木は悔しそうにインターフォンへと向かった。
< 142 / 202 >

この作品をシェア

pagetop