彼とカレの青春
「武田先輩ッ!!」

上野が、
突然、
綾部と共に駆け付けて来た。

「先輩ッ!!何してんスかッ?!」

上野は、
俺の胸ぐらを掴んでいる、武田先輩の手を掴みながら言った。


「上野......、
お前、本当は
真鍋のことが好きなんだろ?」

武田先輩は、
同情する様な表情で話した。

「はい?!真鍋?!
全く、好きではありません!!
むしろ、
最近やたらとベタベタ触られることが多くて、
困ってます!
なんで...、そんな話しが......?」


上野は、
しかめっ面で話した。
< 162 / 202 >

この作品をシェア

pagetop