彼とカレの青春
「さやかちゃんだっけ?
古賀のカノジョの名前。
どういう存在なワケ?古賀にとって。」


武田が尋ねた。

「どういう......、うーん...、まぁ、面白いっつーか、
自分に正直っつーか......、なんだろ?
難しく考えることを、止めさせてくれる存在......、かな?」


首を傾げながら
古賀は 話した。

「なんだ、それ?」

「まぁ......、頭が固い俺を、人間らしくしてくれる奴だよ。」

古賀は
照れながら話した。
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