彼とカレの青春
「武田は?
好きなヤツ、いねえの?」

ふい に、
古賀が尋ねた。

「好きなヤツ......、う~ん......、
ま、俺が女だったら、古賀と付き合いたい、かな?」

「はぁッ?!
なんだ、そりゃ?!」

古賀は、
茶化された様に感じていた。

残念ながら、
武田の秘密の恋は、

今回の彼の人生において、叶うことは................ ないのであった。
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