彼とカレの青春
バンッ!!


突然、
ドアが
勢い良く開いた。


「.........。」
小林が、
携帯電話のレンズを こちら側に向けて 立っていた。

「何してるんですか?」

携帯電話を構えたまま、
小林は
佐々木に質問した。


「うるせぇえぇーーッ!!!近づいたら、
コイツ、ブッ殺すぞッ!!!」

佐々木は、
刃物の鋭利な先端を
俺の喉元に当てながら、

小林に向かって叫んだ。
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