彼とカレの青春
三年生
小林は、
あれ以来 異様に
大輔と仲良くなり、

サッカー部では、
大輔とのツートップの役割を与えられ、

三年生最後の大会では、
県内ベスト8 の成績を残した。



小林は、
大輔に土下座されたことで、
自分の中の価値観が崩れ、多くの、
これまで自分がこだわってきたものが、
急に 馬鹿馬鹿しく思えた、らしい。



後に、成人式で再会した時、
小林の初恋は、
たぶん上野に対する気持ちだった、という、
衝撃的な話しを本人から聞くことになるのだが、

また、
それは 別の話し。
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