彼とカレの青春
「上野ッ!!」

翌朝、
千葉が

登校して来た上野を呼び止めた。


「昨日はゴメン!
アタシが陰湿だった。

もう、
ああいうことはしない。 約束する!

じゃっ!!」


一方的に
千葉は 上野に話した。


「なに...?今の?」

端から見ていた野宮は、
上野に駆け寄り
上野に尋ねた。


「いや...、
俺も、
何がなんだか......。」

上野は
首を傾げた。


「上野君、野宮君、あのね......。」

綾部が、
二人に歩み寄り話し掛けた。


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