彼とカレの青春
「そういう種類?」


いきなり、
田中先生は、

背後から俺を抱きしめ、

色気のある、優しく低い声で
俺に囁いた。


「えっ!?先生......?」


いきなり、
自分以外のぬくもりを、肌身に感じた俺は、
動揺した。


「少なくても俺は、
村上のこと、
好きだぞ?

もちろん、
恋愛対象として。

安心しろ!
誰も貰い手居なかったら、
先生が、
村上貰ってやるから!」


田中先生は、
俺を抱きしめる力を
徐々に強めながら話した。
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