彼とカレの青春
文化祭
「野宮!」


ある日、
登校するや いなや

村上が、
俺に話し掛けて来た。


「村上......。」

村上が、
久々に話し掛けて来てくれたことに感動して、

俺は つい、
泣きそうになってしまった。


「俺......、
田中先生に、
野宮に対しての態度、注意されたんだ......。

俺......、
自分のことしか考えてなかった。

ゴメン!!

今後は、
今まで通り、
友達として、よろしくな!」

ちょっと照れた様に
村上は笑った。


「ぶ〜らぁーかぁみぃ〜〜!!うっ、うぅッ!」

俺は
泣かずには居られなかった。
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