彼とカレの青春
「俺の場合は、
曲作る時は、
具体的な対象相手が存在してるから、

その人のこと考えて
浮かんで来た言葉と、

自分が好きなメロディー展開が、

鼻唄繰り返しているうちに合わさって 完成して行く......って、カンジ。


野宮の場合、
上野のこと考えながら作れば いいんじゃねえ?」


分かり易く、
村上は野宮に
アドバイスした。


「上野への......歌...。」

なるほど......。


出来そうな
気が する。
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