彼とカレの青春
「ちょっと......、
公園 寄って行かねえ?」
公園のそばを通った時、
突然、
上野が 提案した。


「うん。」

俺も まだ、
帰りたくは なかった。



「ほらっ!」

上野が、
自動販売機で購入した缶コーヒーを、
俺へ 投げた。

「ありがと!」


(何気に、
俺が
コーヒー好きだってことを 覚えていてくれたことが 嬉しい。)
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