彼とカレの青春
「野宮って......、

いつも俺の想像の
上を行くから。


今日だって......、
ステージで、

俺のこと好きだって言ってくれて......。


他のヤツらが、
あんなに大勢居たにも関わらず!!


もう、俺......、
野宮以外には 考えられないよッ!!」


上野は、
俺の目を見つめながら
言った。


「いや、
俺の方が、
上野から......、
たくさんのもの もらってる。

ありがとう。

いつも、感謝してる。

いつも、
上野のこと想ってる。」


俺も、
上野を 見つめながら
言った。
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