な が れ ぼ し 〜流星群にかけた願い〜



「…………淕斗」



「………おう!由美」



頭と腕には包帯が巻かれていて、痛々しい姿だったけど、以外にも淕斗は元気そうだった



「……淕斗
もう…心配したんだ…から…」



私は淕斗に抱きついた



「いてっ」と悲鳴をあげている淕斗に気が付きもしないで、淕斗をきつく抱き締めた



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