な が れ ぼ し 〜流星群にかけた願い〜



『いや、ちょっと最近声聞けてなかったからさ~電話してみた』



「ありがと…嬉しい…最近どう?」



『今も子供たちに教えてるよ。もう可愛くってさ~』



「そっか…良かった!」



そう話す淕斗はとても楽しそうだった…だから



『由美は?寂しくない…?」











寂しいだなんて言えなかった












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