LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜
「アタシはどうせケチナツです。」
思いっきしふて腐れて言ってやった。
ケッケッ!
ケチで結構だよ!
「まぁそうふて腐れんな。じゃあこうしようぜ?夕飯作ってくれたら、ちゃんとバイト代は払う。」
え?バイト代?
「どういう意味?」
「だから、ナツ本当はバイトしたいんだろ?でも今はおばさんに止められてんだろ?だから誠二が居ない一週間の間、毎日オレに夕飯作ってくれたら材料費とバイト代は払う。」
う…バイトか。
確かにバイトはしたい。
そして少しでも家計の足しにしたい。
春馬に毎日夕飯作ってバイト代貰えるなら、そりゃ悪い話じゃない。
でも友達からお金を貰うっていうのには抵抗がある。たかが夕飯作ったぐらいでバイト代貰うのは悪いだろう。