LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜


手早くパスタを仕上げると、遠慮無くテーブルで待つ春馬の前に出来立てを出した。



「お!ウマそう。」



出来立てアツアツのパスタからは湯気が出て、夏真っ盛りの今は余計に汗を誘う。



2人で「いただきます」をして早速食べ始めた。



バイトとしてアタシを雇った事でますます遠慮が無くなった春馬は、ウマイウマイと食べつつも、ウーロン茶持って来いだの何だのとうるさい。



全く…遠慮がねぇな!



お金を払うとこんなにも遠慮が無くなるものか!そしてお金を貰うアタシはこんなにも遠慮してしまうものなのか!



何だか引き受けてすぐに後悔しそうになっているけれど、そんなのはアタシの気の持ちようだから気にすんな!と脳内チビナツコ達が言っているので、あんまり気にしない事にした。




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