LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜
そして色んな意味で疲れ果てたアタシ達は、既にベッドの中で寝る体勢に入っていた。
アタシを後ろからギュっと抱きしめて眠る体勢に入ってた誠二は、気怠そうに返事を返して来る。
『土産なら明日やる。今日はもう寝ろ。』
「明日だとぅ!」と文句の一つでも言ってやろうとしたのに、既に後ろでスースーと気持ち良さそうに寝息を立てている誠二に…
まぁ明日の朝また鼻でも摘んで窒息させてやればいいか…と、優しいナツコは今日イジワルするのは止めておいてあげた。
っつーか背中の巨大誠二湯たんぽが、じんわりと人肌の熱を伝えて来て、ナツの瞼もだんだんと重くなって来る。
たった1週間ぶりだけど、何だか久しぶりに誠二の体温を感じた気がして、
それを心地良く感じて安心している自分に驚くけれど、
もう眠いから、細かいことを考えるのは止そうとナツコもそっと目を閉じた。