LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜
Battle at university

お父さんの法要もとっくに終えて、大学生活を送るのに精一杯だったアタシ達は、相変わらずな日々を送っていた。



変わった事と言えば…



「ナツコさん、本当に誠二先輩と付き合ってるんですか?私…誠二先輩の事入学した時からずっとずっと好きだったんです。もしナツコさんが誠二先輩の事好きじゃないなら別れて下さい!」



またか…



大学に入ってからというもの、実はこの手の告白に何度か…いや何度も悩まされている。



それが既に大学3年生になってしまった現在もだ…



正直…もううんざりしている。



だからアタシに言うなっつーの。
誠二に直接告白しなさいよ。



あのね…アナタが誠二をずっと好きだったって理由で、何でアタシが見ず知らずのアナタの為に別れてあげなきゃなんないの?



大体そうだろう。
親友とか幼なじみとかならまだしも、アタシはアナタの事今さっき知ったんですけど?



何でそんなアナタの為にアタシがわざわざ別れてあげなきゃならないんだ。



それにアタシだってアイツを好だと思わなきゃ付き合ってないだろう。



ただでさえオレ様でエロ野郎なんだから、気持ちが無きゃ付き合い切れないっての。





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