LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜


思わず美少女の女子力に関心してボーっとしていると、



『帰るぞ、今日の事は貸し一つだからな?』



ってニヤリと不適に微笑まれた…



誠二はアタシを助けたつもりで居るんだろうが、こうやって呼び出されるのも何もかも全て…



「アンタのせいだっつーの!」



アタシの人生、誠二に振り回されっぱなしじゃないか!



なのにこの野郎は…



『オレのせいだなんて最高じゃねぇか。オマエはオレのモンなんだからオレにだけ振り回されてろ。』



満面の笑みでそう言い放った。



すげぇ…オレ様。



どんだけ自信満々なんだ。



アタシが誠二から離れないという自信はどこから来るのか。



アタシにはそんな自信はないと言うのに。



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