LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜


唯一の癒しは麗しのマキたんだけ!!!



「マキ!帰りに"ロマンチカ"でミルクレープ食べて行こう!!!」



"ロマンチカ"とは大学の近くにある喫茶店で、懐メロが流れるレトロで落ち着いた雰囲気のお店だ。その雰囲気が気に入ってマキとは2人で良く行っている。



「お前らだけズルイぞ。」



雅也…マキはアンタよりアタシの方を愛してんのよ!2人のガールズトーク癒しタイムを邪魔しないで!!



「まぁまぁ雅也、そう妬くなよ。ナツ、明日はオレとクレープ行こうな?」



ふて腐れる雅也をどうどうと諌めながら、相変わらずの爽やかなスマイルで誘いをかけてくる類。



「類、そういえばアメリカに留学してた幼なじみが春馬と同じ高校だったって本当?」



そうなのだ、類が好きだった幼なじみがアメリカに留学して、その留学した高校が春馬と同じだったのだ。


世界って以外と狭い!



「あぁ、うん、そうみたいだな。」



歯切れが悪いな類…


この様子じゃ、まだ完全には吹っ切れていないのだろう。




< 261 / 452 >

この作品をシェア

pagetop