LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜


いつものメンバーでランチしていたアタシ達は、午後の講義の前に学食でコーヒーブレイクしていた。


フレッシュな新入生に比べて、全く新鮮味なんてないんだけれど、


そしてたまに恋愛が絡んでややこしくもなるんだけれど、


一緒に居て気のおけないこのメンバー達は、アタシにとって大切な仲間達だ。


野郎共は頻繁にエロイけれども、モテすぎてムカつく事も度々だけれども、


腐れ縁という通り、既に腐れてるかもしれないけれど…そんな腐れ縁も悪くないと思った。


少なくとも迷っている友達の背中を押してあげたいと思うぐらいには、大切な大切な仲間達だ。



類の背中をゴリ押ししたアタシは、そう勝手に満足していた。



そう満足感に浸っていたら…




ドカッ!!!!




「痛っ!!」



誰かに思いっきり背中を押された…。



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