LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜


痛いじゃねーか!
誰だアタシの背中を遠慮なくゴリ押ししたヤツは!



そう思って確認しようとしたら…



「誠ちゃん!今日一緒にランチしようって言ったじゃない!なのに先に食べちゃうなんて酷いよ!」



そこには、見るからにふんわりキラキラした美少女がアタシを押しのけた先にいた。




『あ?そんな約束いつしたよ?』



そっけなく返す誠二とはウラハラに



「酷いよ今日メールしたじゃない!」



ボルテージ高く返す彼女。



『メールなんて見てねぇよ、めんどくせぇ。』



どこまでも面倒くさがりな男だ、面倒くさいなら携帯持つな!



「全くもぅ、誠ちゃん昔っから面倒くさがりなんだから。」



仕方ないわねぇと言いつつも好意的な瞳で誠二を見つめる美少女。



「ナツコなんかとランチしてるヒマがあるなら私とご飯食べてよ。せっかく誠ちゃんと同じ大学に入れたのに。」



アタシを容赦なく呼び捨てにする女…



< 265 / 452 >

この作品をシェア

pagetop