LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜
ホッとしてじんわりと心が温まって来るのを感じる。
今回ばかりは、
誠二…ありがとう。
面と向かっては言えないけれど…
だってアイツも言わないし。
アイツがアタシに感謝の気持ちなんてものを先に言ってくれたら、アタシも言ってあげてもいいんだけども。
どこまでも素直じゃない自分と誠二に苦笑しつつも、やっぱアタシ達は変わらないんだなぁってしみじみと実感した。
あのエロボスもたまには良い行いをするのね。
明日の朝ご飯は誠二の好きな厚焼き卵にしよう。
そう温かい気持ちでナツは再び眠りに着いた。
今度こそ深い眠りに着いていた。