LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜
ナツコの恋心


それからほぼ毎日、誠二はユリカちゃんとおばさんを病院まで送り迎えするという役割を担っていたため、大学が終わってからも夜遅くまで家には帰って来なかった。



おかげで、夕飯代が浮きまくりのアタシは懐はホックホクだ。



ホックホクで暖かいハズなんだけど…どこか胸がスカスカして寒いのは気のせいだろうか?



ま、まぁ…


誠二のご飯を作らなくて良いんだから手間が省けるってもんだ。



ちょっぴり心に芽生えた疑問をムリヤリ押しのけると、そう思う事にした。




なのに…



「ナツ、メシまだか?」



コイツがいるからメシ炊きから解放されない!!



「うっさいわ!春馬もたまには外食しやがれ!!」



何でアタシがいつまでも幼なじみ共の面倒見なきゃならないんだ!幼なじみってマジでろくな事がない!



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