LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜



自分の感じる物足りなさが、いつか寂しさへと結び付いてしまいそうで、側に居ない事が不安になりそうで、



そんな考えが怖くて



ナツコはその思いにフタをした。



思いっきりフタをし、て縄でぐーるぐるの巻~き巻きにしておいた。



本当はその思いこそ乙女心だというのに。



アタシはやっぱり武士寄りなのかもしんない!涙!



だから、とりあえず誠二に言いたい事を言えない間は、春馬をいびる事にした。



あの野郎、毎日毎日遠慮がないしね、スキあらば襲って来そうになるし!ちょっとは仕返ししとかんとイカン!



でも、何だかんだ言いながら毎日遅くまで部屋に入り浸る春馬が、ナツを気にかてそうしている事など、とっくに気づいていた。



アタシの幼なじみ共は、エロいけど優しさも持っているからまぁ良しとするか。



比重から言ったら


エロ>優しさ


なんだけれども…



けれど、そんな優しさに感謝してナツは眠りに着いた。


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