LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜
口を押さえていたアタシの手を引っぺがすと、
『コレ飲んで精力増強しろって事だと思うだろうが。』
って…
……思わねぇよ。
微塵も思わねぇよ。
むしろそっちに結び付くアンタの思考回路がすげぇよ。
「アンタ…栄養ドリンクなんか必要ないぐらい精力有り余ってんでしょーが!」
これ以上増強されちゃ目も当てられん!!!
『ま、有り余って無くもないが、補給すれば更に頑張れる。』
…頑張らなくて良い。
そういう方向でなら全然頑張らなくて良い!
むしろその有り余った精力をどこかに寄付して欲しいぐらいだ!
「ソッチ方面にしか頑張れないワケ?」
それしか頭に無いのかエロ野郎!
『ドッチ方面にも頑張れるが、出来るなら今はコッチ方面を頑張りたい。』
はぁ?
もうどっち方面が分かんねぇよ!
「…もう意味分かんない。とにかくそれ以上何かしやがったら絞めコロスからね!」
エロバカ野郎と話してても睡眠時間が削られるだけだ。