LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜
「もう寝るよ……ハゲ!」
一言ぐらい文句を垂れなきゃやってられん。
『ハゲてねぇっつの、ったく久しぶりにヤる気になったのかと思ったらオアズケかよ。』
久しぶりも何も…
「アタシは一度もヤる気になった事は無いわ!」
いっつも無理矢理襲われてんじゃないのよ!
『まぁそう喚くな、今日はキスで許してやる。』
えっ…そうなの?ありがとう!
って違うわハゲー!!!
「アンタに許してもらわなきゃいけないような事してない……ムグッ!」
最後まで言い終わらないうちにムギュっと頬ををつままれた…。
上から見下ろして来る誠二は…正にエロ大魔王の風格を漂わせている。
魔人だ…魔人エロバカ野郎だ。
「うるせぇな…喚くヒマがあるなら口開けろ。」
何で…毎回こうなるの!?
疲れと眠気でちょっぴし不機嫌な大魔王サマは、いつもよりゴーイングマイウェイ。