LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜
弱ったままの誠二じゃ、
アタシが言いたい事も言えないじゃない…
遠慮なく毒づけないじゃない…。
だから、
早く元気になって。
誠二とバトルできない日々に、
アタシの生きる楽しみなんて無い…気がするの。
駆け巡る色々な思いを胸に、アタシは入院の準備を着々と進めていた。
面会時間が始まったら、一番に会いに行こう。
いつもは感じない寂しさというものを胸に、ナツは病院へと向かった。
ナツが感じた寂しさは、誠二に寄せる想いの大きさだという事にまだ気づかずにいた。