LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜
靄がかったまま晴れない気持ちで空を眺めていた。
らしくもないこの寂しさは一体どこから来るのか、
まるで心が震えてるみたいだった。
ブルブル…。
うん…震えてる。
ブルブルブル…。
え…?
震えてる?
何が?
心が?
…って違うわ!
携帯が震えとるわ!
ビックリしてポケットに手を入れると、携帯のバイブが鳴って居た。
ビビったぜ。
携帯のヤツめビビらせやがって!
勢い良く携帯を開いて画面を見ると、
着信は…
誠二からだった。