LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜
変化するココロ
誠二が入院してから1週間が経った。
あれからアタシは日を改めて再度お見舞いに行き、脚をギプスで固定された痛々しい誠二と対面した。
会って早々に、
『泣くほどオレが恋しかったか?』
って、泣いて無いのに言われて腹が立ったので、
ギプスの上に巻かれた包帯にラクガキしてやった。
靴を履いて居ないのに、まるで靴を履いているかのように、リアルに靴をマジックで書いてあげた。
どうだ恥ずかしいだろう、ざまぁみろ。
「仕返しするには丁度良いわね。」
脚が固定されて動けない誠二に仕返しするには丁度良い。
ケケケ!
『オマエは小学生か…。包帯にくだらねぇ落書きするぐらいなら、キスマークでもつけろよ。』
思考が…
アダルト!!!
どこまで色ボケしやがってんだい!
「フザけた事抜かすと、靴下までリアルに書くわよ。」
事故って弱ってるかと思いきや、エロボス的思考は全く弱ってないらしい。