LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜
はぁ…帰りたい。
モーレツに帰りたい。
そんなアタシのローテンションな気持ちをよそに、今日も可愛さ爆発のユリカちゃんは、清楚なワンピースをひらめかせてアタシを見つめた。
「明日誠ちゃんが退院したら、その後もずっと私が誠ちゃんの面倒を見たいの。」
多分…そんな事を言われるだろうとは思った。
「だから、もう誠ちゃんの部屋には来ないで。私が誠ちゃんのご飯も作るから。」
いつの間にか、
彼女のポジション逆転?
何だか今の話を聞いてると、まるでユリカちゃんが誠二の彼女で、アタシが横恋慕してる女みたいな気持ちになって来る。
アレ?
アタシもう彼女じゃないんだっけ?
いつの間にかアタシが浮気相手になってたんだっけ?
って…
んなワケねーだろが!!