LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜



「お互い様なんかじゃないわよっ!私の方が…絶対に誠ちゃんを愛してる!絶対に幸せにできる!

 …そうだよね?誠ちゃん!!」




え…?



今アタシを通り越して後ろを見たような…



ユリカちゃんの視線は明らかにアタシじゃなくて、アタシの後ろを見ている。



そして、風に乗って香るムスクの香り。




コレは…



もしや…



まさか…



まさかの…




「誠二…?」



恐る恐る振り返ると、




そこには



松葉杖をついた誠二が居た。




< 394 / 452 >

この作品をシェア

pagetop