LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜
家に帰って来たアタシは、早速夕食を作り始めた。
誠二と春馬はリビングで茶を飲を飲みながら談話している。
誠二の為に夕食を作るのも二週間ぶりだ。
ずっと春馬と2人だけだったから、3人分の丁度良い分量が分からず…ついつい作り過ぎてしまった。
節約好きなナツコなのに、
お皿からはみ出す程の唐揚げは、誠二への愛情の重さを表してるかのようだった。
テーブルに料理を並べてみると、
結局、誠二の好きなものばかり作ってしまっている。
どんなに文句言ったって、結局は誠二の好物を作ってしまう自分に、やっぱり誠二の存在の大きさを感じた。
「「『いただきます。』」」
3人でテーブルを囲んで合掌する。