LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜


『安心しろ、着ててもどうせ脱がす。』



誠二サン?


もしかして…


イキナリ盛ってる?



とてつもなく嫌なヨカーン !



「な、何で脱がすの…?」



ナツコは既にバスタオル1枚のままなんだけれども。



『決まってんだろ?溜まってんだよ。』



溜まってるって…


何が?



「貯金が…?」



嫌な予想を振り切るように尋ねれば、誠二はこれ以上無く妖艶に微笑んだ。



『ソッチも貯まってるが、今はオレの性欲が溜まり過ぎてとっくに満期だ。』



満期って…


オマエの性欲は


銀行預金か!



「そのオヤジみたいなギャグ…全然笑えないんだけど。」



そんな飢えたオスの目で見られても全然笑えない。


むしろ泣きたい!


っつーか怖い!


ブルブル…。




< 425 / 452 >

この作品をシェア

pagetop