LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜
そして、大学が終わって今日もメシを炊くアタシ。
アタシが誰かにメシを炊いて貰える日はいつか来るのだろうか…。
いや…来ないな。
ユリカちゃんがアタシにメシを炊いてくれるワケがないし。
逆にアタシが炊いたメシを食べに来てるぐらいだし。
そう、誠二の妹的な立場を自負してからは、たまに夕飯を食べに来るようになった。
アタシの料理の腕をチェックしに来ているのだろう…
とんだ小姑だ。
おかげで今やアタシは春馬とユリカちゃんを含んだ4人分もメシを炊いている。
ウチは下宿かっつーの!
まるで下宿先のメシ炊きおばちゃん気分だよ!!
そして、アタシが夕飯を作り終えた頃にみんなやって来る…
アイツらはハイエナ的嗅覚を持っているらしい。
今日も4人で囲む食卓だ。
「「「『いただきます。』」」」
お残しは許しまへんで!